半世紀前のVOGUE?!が出版したかぎ針編みの本
家の本棚を娘が片っ端から漁っていた時、日本ヴォーグ社と書かれたかぎ針編みの本が出てきました。
わたしの祖母は刺繍や編み物が得意だったそうで、生きていたら今101歳でした。
なぜ我が家にあるのかは分からないのですが(母は編み物はしません)、この本、なかなか内容が素敵でした✨
模様編みが84種類も載っていたんです!
たくさんの模様を見てるといろいろ編んでみたいものが浮かんできます。
毛糸の種類と色を変えて、模様編みのシンプルな形のポーチを作ってみたいなと思いました。
模様以外にもニットやワンピースの編み図も載っていました。
この化粧やデザインの感じは70年代とか80年代とかだと思うんですが、、、
レトロで可愛いですよね!!
ワンピースなんかは娘に編めたらかわいいかも。
ただまだ自分の編み加減が分かってなくて、服を編むのは小さくなったり大きくなったりしそうでなかぬか手が出せません、、、
この本を参考にエコアンダリヤを使ってポーチを編みたいなと思ってます。
黒とかシルバーを使ったちょっとスタイリッシュなものとか。
日本ヴォーグ社≠ヴォーグジャパンの旧名
日本ヴォーグ社なんていうから、てっきりヴォーグジャパンは昔日本ヴォーグという社名でVOGUEを刊行していたんだ!!とキラキラした頭で考えていました。
ブログ書く上でヴォーグジャパンについて調べたところ、日本のVOGUEは1999年に創刊されたとのこと。
、、、おばあちゃんその頃にはもう死んでたなあ、、。
日本ヴォーグ社はハンドメイドにおける様々なコンテンツを提供している企業でした。(笑)
刺繍や編み物のムック本を刊行したり、様々なハンドメイドの教室を開いたりしているみたいです。
もしハンドメイド好きな方がこのブログを読んだら、この記事の頭から何言ってんだ?って感じですよね(笑)
ここ数日、我が家に昔のVOGUEが!!くらいに思ってたので、ひとりで恥ずかしがっています。(笑)
ちなみに今前記事で書いた千葉あやかさんの本の帽子を編んでいます。
立ち上がりがなく、増し目の位置も少しずつずらしてあるし、増減なしの段の入れ方だったり、とにかく見た目がきれいになるように設計された帽子です。
なので、一目飛ばしてしまったり逆に一目余分に編んじゃったりすることがあると気づくのが遅れて何度か編み直しました。
さて、あとどのくらいで編めるのでしょうか😊
千葉あやかさんのオトナ女子のクロッシェスタイルが素敵すぎる
先日の投稿で千葉あやかさん(little lion)のオトナ女子のクロッシェスタイルというかぎ針編みの本を買おうか迷っていると書きましたが、購入しちゃいました!
かぎ針編みの本と思えないくらいおしゃれで素敵なデザインのバッグや小物が載っています!
わたしは早速帽子とバッグを編もうと思って毛糸をAmazonでぽちっとしました。
こんなのとか
こんなのとか、本当に雑誌に載ってるようなデザインですよね。
リボンのクラッチバッグはショルダー付けて斜め掛けにしてもいいかもと思って作ろうと思いました。
子どもがいてクラッチバッグは持たないですもんね😂
最近は韓国ブランドとかだと服もバッグも安くておしゃれなものが手に入るので、毛糸の費用を考えると実はそんなに安くないんですけど、なかなか自分の本当に求めてたデザインのものって結構手に入らないですよね。
自分で編んだら色も変えれるし、娘とお揃いのものを作れるし、良いこと多い!!!
あとハマナカのサイト見てるといろいろな糸があって楽しいです。
またまだコロナのせいで夫のいる上海には行ける目処が立たないですが、上海にはたくさんの市場があるので(食器や花、布など)糸もたくさんあるんじゃないかと勝手に思ってます。
上海でもたくさん編んでいけたらなと思います。
ちなみに、この本を出版した千葉あやかさんがNHKのすてきにハンドメイドという番組に出てました!
再放送が16日と18日にもあります。
興味がある方は一緒に見ましょう😊
勝手に宣伝(笑)
かぎ針編みでポーチ作り
以前作った麦わら帽子の余りのマニラヘンプヤーンで娘のポーチを作ってみることにしました!
特に何かを参考にしたわけではなくて、サークル状のものをとにかく作ってみよう!と思い立ちました(笑)
わたしのこういう見切り発車的なところがものづくりには向いてないのかもと思う時があります😂
序盤につまずく
3段編んで止まりました。
デザインどーする??と。
そしてどれだけ増し目をしていけばいいの??と。
とりあえず増し目は帽子を編んだ時のように
6目→12目→6目ずつ追加
でやってみることにしました。
先に言いますが、これはミステイクです。(笑)
帽子になります。(笑)
しかしとりあえず編んでみようの精神で編み続けることにしました。
何とか好みのデザインで片面完成
なんかよれよれ、、、
そしてやはり増し目が足りず丸まっています。(笑)
3段目まで細編み
4段目は長編み
5段目は細編み
6段目は長編みの頭を取って細編み
7段目は細編み
8段目は長編み5つをひとつの目に編んでいきます。
間は3目ずつとばしていきます。
最後に鎖編みと8段めの長編み5つのうち真ん中の3つめの頭を取って細編みを編みます。
これで片面完成です。
ここで二つめのミステイク!
模様をつけようと長編み5つを編んで行ったのはいいんですが、8段めの開始の一目に立ち上がりの鎖編み1目と長編み4目入れたんですよね。
そうすると次の段で鎖編みをしていった時に、最初と最後がうまくつながらないんですよ。(伝わりづらくてすみません。)
本当は最初は立ち上がりの鎖編みと長編み2目で編み始めて、最後ぐるっと戻ってきた時に長編みを2目編むのが正解なはずです!!
とにかく、失敗していると感じながらもごりごり編み進めて完成しました。
完成
丸まってる〜〜〜(笑)
でもいろいろ課題は見えました(笑)
増し目とかデザインとか、きちんと基礎を勉強したいですね🤔
買った本のものを片っ端から編むとか、まずちゃんとした編み図のものを編めるようになることから始めなきゃいけないかなと思い始めました。
そうするとやっぱり千葉あやかさんのオトナ女子のクロッシェ本を買うべきか、、、
NHKのハンドメイド番組にも出演してらして、素敵な素敵なバッグ編んでました!
編み図のあるものを編んでるとめちゃくちゃ無心になれて、それがまた編み物のいいところだと思います。
ちなみにフェリシモの『かぎ針編みの基本のき』3回目のレッスン分を編みました。
今回はモチーフ編みで、最後にポットマットを編みました。
モチーフ編みも、いろいろとデザイン習得したいんですよね!!!
やりたいことはいっぱいあるのに、時間が足りません。
あとわたしは今無職なので、夫のお金を使って本を買ったり毛糸を買ったりするのも気後れしちゃいます。
あんまりお金をかけずにモチーフやデザインの勉強できるところがあるといいんですが。
それでも生涯の趣味と思えば、少しの投資も悪くないよな、と自分に良いように考えたりもしています。(笑)
エドガー・ドガが描くバレエの踊り子たちに何故か惹かれてしまう
今日は絵画について書きたいと思います。
今原田マハさんの『いちまいの絵〜生きているうちに見るべき名画』という本を読んでいて、思ったことを備忘録として記録しておきたいと思ったからです。
タイトルにもあるようにエドガー・ドガについてです。
目次
エドガー・ドガ
1834年パリの裕福な家庭に生まれ、画家を志し新古典主義の画家に師事し、デッサンに優れた画家として官展(サロン)にも何度か入選しています。
印象派に合流し企画を手伝うなど、印象派の創設者の1人とみなされています。しかし本人は写実主義だと主張していました。
作品の多くはバレエを主題とする絵です。
踊り子を描くドガ
ドガというとなんとなく苦手意識があるんです。
それはやっぱりバレエの少女たちたちを描き続けたというところに、少し嫌悪してしまうところがあるからかもしれません。
なぜなのか、それはわたしが女性だからなのか、はたまた娘がいるからかもしれません。
だけれども、ドガの描く少女たちは今にも動き出しそうなんです。絵の中の少女には命がこもっているんです。
少女たちの仕草表情、踊る手足が、まさに生きていると感じられます。
他の印象派の画家であるモネやルノワールの絵は、とても明るく、見る人までも明るい気持ちにします。
わたしもモネの綺麗で明るい絵が好きです。
でもふと思いました、これは理想の景色だなと。こんなに綺麗な庭や水蓮の浮かぶ池は、私はまだ見たことがありません。
その一方でドガの描く少女たちの仕草と表情には目を離せなくなるリアルさがあります。
バレエの授業や踊りの花形(エトワール)の少女たちは今にも絵の中で動き出しそうです。
バレエの授業
踊りの花形(エトワール)
今はバレエと言えば裕福なイメージがありますが、当時はオペラの幕間で行われるもので、少女たちは貧しい労働者でした。
そして、エトワールに描かれているパトロンと思われる黒い服の男性。
これらの背景を思うとドガの描くバレリーナたちのあどけない表情や仕草が切なくなってしまいます。
それがまたドガの絵から目を離せなくなってしまう理由でしょうね。
原田マハさんの小説『ジヴェルニーの食卓』でドガの弟子であるメアリーカサットの目線で描くドガのストーリーがあります。
それを読んで、私は勝手にドガのことを『無口で不器用、しかし本当は心優しいおじさん』だと思っています。(笑)
人物像作りあげて絵画を見るのも楽しめるコツですよね😊
麦わら帽子が完成
娘の麦わら帽子が完成しました〜〜👏👏👏
ポンチョが完成したあとから編み始めて約1週間、3回ほど編み直してやっと完成しました。
使用糸はメルヘンアートのマニラヘンプヤーン(色味は507)です。
トップは12段(6目ずつ増し目)
クラウンは10段
グリムは7段
グリムの増し目は結構適当です。適当でも形になるんだって思いました。最初は12目ずつ増し目を何段かしてから、2段ほど24目増やしました。その後また増し目の数を12目、6目と戻していきました。
グリム7段のあと、鎖編みと細編みを1目ずつを1段。次に鎖編み3目と細編み1目で縁を編んでいきました。
あとクラウン以降は綺麗な網目にしたかった為、立ち上がりと引き抜き編みはしていません。
縁編みは甘すぎないデザインにしたかったので、鎖編み3目と細編み1目を繰り返すものにしました。
娘は頭含め体全体が月齢にしては大きめなので、本当なら1歳〜2歳くらいの子が被るサイズだと思います。
参考にしたYouTubeはこちら
【初心者にやさしい】スカラップハットの編み方 Scalloped Hat Crochet Tutorial
帽子って結構難しい、、
編んでみて帽子、難しいなと思いました。
なぜなら、そもそも『わ』から編むのが苦手で、段数や網目を見失ってしまうことが多いからです。
そして、自分の編む力加減がしっかりわかっていないとトップの大きさやクラウンの高さがなかなか定まらずに編んでは被せてみて、解いて編み直す、、、というのを繰り返さなければいけなかったからです。
こだわったところ
そもそも何で麦わら帽子を編みたかったかと言うと、欲しいデザインの麦わら帽子がなかなか見つからなかったんですよね。
カンカン帽のように角ばってる感じではなくて、柔らかくて折りたためるようなもの。可愛らしすぎず、シンプルなもの。
そしてネットで欲しい帽子を見つけられなかった最大の要因がつばです。
つばがうねうねするくらい広がりが大きいものが欲しかったんです!波打ってるような感じの。
こういう帽子ってなんで言うんですかね??(笑)
ネットで『麦わら帽子 つば くねくね』とかで検索してた日々。
くたった帽子のつばを直す方法!とかが検索トップに表示されます。(笑)
実は1点後悔というか反省点があるのですが、、、
クラウンをもう少し長くすればよかったです。
すぐ脱げちゃうんですよねー、娘がおでこが出てるタイプってのもあると思うんですけど、被せた瞬間外されます。(笑)
でもかなり満足なものが出来ました😊
来年にはもうサイズアウトのものなので、来年はこの反省を踏まえてまた編んであげたらなと思ってます。
次は同じマニラヘンプヤーンを使って、円形バッグを作れたらいいなと思っています。
ポシェットみたいな感じですね!