村山由佳 おいしいコーヒーの入れ方シリーズ
最近は編み物にハマってたので久しぶりに本を読みました。
村山由佳さんの『おいしいコーヒーの入れ方』シリーズの2ndシーズンの最終巻とその一つ前のもの。
ファンの方にはおいコーと言われてるシリーズで、もう20年以上も続いた作品です。
これ、わたしが最初に読んだのは中学生の頃だったか、高校生の頃だったか、、、
それ以来、私だったり姉だったりが思い出したら続きを購入していました。
そして先日父の誕生日で家族が集まった時に、
『地図のない旅』と最終巻である『ありふれた祈り』を姉が持ってきてくれたので読みました。
感想は、、、
やっと終わった〜〜〜!!!
という感じでした(笑)
ファンの方がいたらごめんなさい。
だって私が最初に購入した時、文庫本で一気に5巻まで買ったんですよ。
そして、あの時中学生だか高校生だった私は今年30歳になります。
な、長い。ほとんど話は進まないし(笑)
20年前、主人公の和泉勝利は高校3年生で、最終巻大学卒業してませんからね。途中休学はしてるけど、それでも22とかそこらです。
あと、最終巻の『ありふれた祈り』というように全ての本にタイトルがついてるんですが、これがまたややこしいんですねー!!!
全てのタイトルが似てるんですよ、なんかこう、キラキラとして澄み切った言葉の組み合わせで出来上がってるんですね。
朝とか夏とか明日とか旅とか、、、エトセトラエトセトラ。
ちなみに、全ての本のタイトルがこちら。
1stシーズン
- キスまでの距離
- 僕らの夏
- 彼女の朝
- 雪の降る音
- 緑の午後
- 遠い背中
- 坂の途中
- 優しい秘密
- 聞きたい言葉
- 夢のあとさき
2ndシーズン
- 蜂蜜色の瞳
- 明日の約束
- 消せない告白
- 凍える月
- 雲の果て
- 彼方の声
- 記憶の海
- 地図のない旅
- ありふれた祈り
どうですか。
例えば本屋さんに行って、あ、おいしいコーヒーの入れ方の続きでも買おうかなあ、とするじゃないですか。
ずらっと並んだこれらのタイトル見て、自分がどこまで読んだのか、どこから買ったらいいのか分からないですよ。
内容見ればいいじゃないと思うじゃないですか。
見てもわからないんですよ。ずっと同じようなことで悩んだり喧嘩したりしてるんですね、主人公達は。
ちなみに記憶の海は私読んでなくて。でも全然問題なく、その後の2巻読み切れました😂(笑)
それでもこの本が面白くないわけじゃないんですよ!!
1stシーズンの1巻とか、とてもいいです!
村山由佳さんの言葉遣いが綺麗で、タイトル通り瑞々しい話なんですよ。
最初の5巻を中学生だか高校生の頃の私がハマって読んだのがよくわかります。
もともとは1stシーズンの1巻だけの作品だったらしいです。好評だったからシリーズ化したみたいですね。
村山由佳さんの天使の卵シリーズとかよりか明るくて楽しく読める話で、オススメです👏✨✨